【シーサイドライン逆走事故】重傷者複数名、沿線には大手製造メーカーやレジャー施設も
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2019年6月1日午後8時頃に神奈川県横浜市を走る「金沢シーサイドライン」にて車両が逆走する大きな事故が発生しました。
【シーサイドライン逆走】重傷者が出る大きな事故発生
神奈川県横浜市の新杉田駅〜金沢八景駅を結ぶシーサイドライン。
始発駅となる新杉田駅にて、約25mに渡り車両が逆走。車止めが設置してある部分に衝突し、緊急停止をしたが複数名の重傷者が出ている模様。なお、命に別状がある負傷者は居ないとのこと。
事故の原因
シーサイドラインでは車両に自動運転システムを導入しており、運転士は不在。
今回の事故について原因は未だ明らかになっていないが、調査が急がれる。
シーサイドラインとは
1989年に開業。神奈川県横浜市の「新杉田」と「金沢八景」を結ぶ線となっており、1994年に運行する全列車が、自動運転化を実装。
主にJR京浜東北根岸線の「新杉田駅」からの乗り換えが多く、シーサイドライン沿線には大手メーカーの製造工場など、ものづくりに強い企業が多数存在している。
沿線にはレジャー施設や商業施設も
一般的に広く知られているレジャー施設としてはシーサイドライン八景島駅下車すぐの「八景島シーパラダイス」などが挙げられる。
そのほか、シーサイドライン鳥浜駅には2018年9月まで大手企業の商業施設も存在していた。
「三井アウトレットパーク 横浜ベイサイド」※現在2020年春のリニューアルに向け閉業中
これからの夏休みシーズンにおけるレジャー需要に向けて、一刻も早い原因の究明と安全の確保が急がれる。
6月1日の深夜に緊急会見を実施
報道陣への質疑応答
内容としては、”事故の原因推察”や”翌6月2日の運行”について会話が交わされた。
ツイッターでは現場の写真や不安の声も
シーサイドライン、新杉田駅で逆走したっぽい、、
— alex (@ionioi_hetairoi) June 1, 2019
車止めまで行って止まってる
ホームドアからずれた為、中の人は降りれず pic.twitter.com/et5zZgMi0k
「横浜シーサイドラインで逆走事故 約20人けが」 https://t.co/8CX9pKoUKz
— 4K Iris/四季彩 (@4K31_2005) June 1, 2019
この一件で恐ろしいことは やはり基本設計が殆どの新交通システムで採用されてるということ
暫くは安心して乗り物に乗れないかもしれないね
シーサイドラインが動かなくなるとあの沿線に住んでる人達や働いてる人達どうするんだろうって思う。バスもあまりなさそうだし。リアルに家族がシーサイドで通期してるから明日は最寄り駅から歩くって言って寝た。
— 太郎丸 (@ta1rou2ma3ru) June 1, 2019
今後の運行について
今後の運行については6月1日現在、明確な内容が発表されていない。
過去には大阪でも似たケースの自動運転列車事故が発生しており、その際は運輸省から交通局へ約1ヶ月半の運行停止を命令した例もあり、現状、シーサイドライン沿線に住む近隣住民の多くへは不安が残る。